Mくんの色気の話


バーテックスで、バイト先のMくんが、色気まで出し始めたって話をしました。いきなり聞いた人には、飛躍しすぎることだと思うから、ちょっと書きます。

その前に、本業の方で現場監督者の依頼があって出て行ったけど、その体験も貴重なんで、書き込みはしていなかったのです。そっちの実体験を優先しようと思ったもので。で、沼氏が、書き込みをさぼると、さぼり癖が付くのでは?なんていうので、今夜は頑張って書き込みしてみます。

話は戻り、Mくん。
色気というのは、文章表現上のお話になります。
最近ちょびちょび読んでいるのが、「創作の極意と掟 筒井康隆」です。
それに、出てくるのです、色気。
ほかに出てくるものが、凄味だの迫力だの出てきます。
なにも、夜の飲み屋街で絶世の美女がうっふーんとウインクするような、そんなような色気の話ではないのです。

真剣に生きているとき、一瞬見せる安堵アンドの表情というのか…

若干17歳のMくんに、腕時計をプレゼントしたことがあります。とっても気に入ったようです。
その時に、日付の合わせ方の説明などをしました。
私がスクーターをMくんから受け取った時に、スクーターの扱い方とかオイルの追加のやり方、鍵の使い方などを説明してくれました。
ふと、腕時計の使い方について、注意点があるからって話したあの時の私の口調と似ているのです‥。覚えて、そしてまねてフォローしている・・・
これ、初めてのことではなくて、こういう瞬間は、ことあるごとにちょいちょいあるんです。そのたびに記憶力いいなぁとか、よく見てるなぁとか、関心するし、怖くもあるし…。


腕時計をなぜプレゼントしようと思ったのかについて書いておきます。 それは、Mくんが、片親だけだというお母さんが苦労しながら定時制に出しているのだろうなぁということが随所にみられるし、Mくん自身、母親が好きで母親思いだし。そして、私が27歳の仲良くしている人がいますが、ことあるごとに高校の卒業証書は持っておくべきだったという話をするのですが、ある日、Mくんはその27歳の人の「タイムマシーンではないか」って気が付いたのです。
高校出ておけばよかったと話すのなら、今のMくんを頑張って高校出るように言ってあげればいいのではないかと。

というわけで、物で釣るのではないけども、高卒の認定だけはとれよ、って駄目押しして、あげることにした。そんないきさつです。

で、気に入ってくれた。

そして私は3万くらいで買えるスクーターがあったら教えてくれと言ってあった。
なんと、ただでくれる人がいるという。
そのスクーターを貰ってくれただけではなく、親子そろって、私の家まで乗って配達し、帰りは母親の車で帰るのだという。
社会人相手に、何度か食らったことがある。もともとただで譲るって品物を売りつけられ、後からいきさつを知ったこととか。8万で買う話をしてる最中、「七万で○○さんに譲るつもりだ」って話す人を見つけたり。
Mくんの場合、ただでもらうものを、ただで私に譲り、しかも配達サービスまでしてくれるのだ。

この時、大事な人に喜んでもらいたいとか、役に立てて幸せだって気持ちでいっぱいなんだなって顔をしてたのです。そういう純な感情が目元にいっぱい出ていた。この様子を「色気たっぷりに表現するならどういう書き方をすればいいのだろうか?」と、考えたのです。
それができれば、色気の話を一切せずに、色気たっぷりな話ができるのだろうなと思った次第。

ちょっと違う話で似たようなことを書きます。
ベトナム人とか、今、日本にたくさん来ています。
ベトナム人にとっては、アニメで知っている、ごみが全然落ちていない日本の街に、今まさに来ているのです。多くの人が、国のお金出来ているらしく、このビザが切れて帰国したら、もう一度やってこれる人は少ないのだとか。
そうすると、そのベトナム人は日本に滞在した機関のことを一生いい思い出として記憶し、大事にするのではないか?
それなら、私は、親切にしてあげれば、その人の記憶の中には、親切な人として一生記憶の中で生き続けることになる。だからこそ、より一層親切にしなければ。

私の三分の一ほどの年齢のMくんは、これから先長く生きる。私のことは、「人生を変えた、大事な人の一人」になっているかもしれない。私の寿命より確実に長く生きる。

大事に思ってもらえてよかったし、実際、私にとっても純粋ないい人なのである。色気を感じる、いい笑顔を浮かべてくれるのもうれしいと、そういうわけなのだ。

ビールを飲んだし、明日も早いから早く寝たいしで、ちょっと変な文章かもしれないけど、取り急ぎ書き込むことにします。


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