安倍元首相は、著作や何かで「アメリカの曖昧作戦はもうやめようではありませんか」と発言していたらしい。
曖昧作戦というのは、今の尖閣列島などの「帰属」の話で、日本が日本国政府に返される、占領政策終了時に、「わざと帰属を曖昧に記述しておく事で、後の政治的取引のネタにする」作戦。
安倍首相は、台湾のことを言ってるらしい。戦前日本だった台湾。その台湾は、日本が敗戦だという成り行きになった際に、「後世手に入れた領地は『放棄』しろ」という話になった。国際条約として何かの契約になっていたらしくて、インドはその調印に不参加だった。その理由は、所有を放棄にして宙に浮いたままの状態にすれば、新しく紛争のネタになるわけで、そんな話には乗れませんぜ、みたいな事だったと思う。
これが、国際連合、アメリカの曖昧作戦。
それを、台湾に関してやめましょうよアメリカさんと発言していて、日本以外の殆どの国でそのことは知られているのだと聞いた。
そんな、大胆に、アメリカや、アメリカと組んでるCなどを敵に回すような発言をしていたというのは、日本国内では全く報道がない。
そりゃ、暗○されるよね、って話。